1934年の創業以来、時計の部品製作にて身に着けた微細切削加工技術を高め、顧客の精度要求に応えてきました。今では、φ0.1mm以下の超微細切削加⼯も可能で、現在では国内で業界トップレベルのシェアを誇る七宗町に根付いた老舗企業となりました。

φ0.1mmという髪の毛よりも細い部品製作のため、加工技術、測定技術、専用の素材や工具を扱う経験と技術が必要になり、これら条件は決して発展途上国では真似できない、愛工舎ならではの技術です。

愛工舎はこれからも微細切削加工の技術を磨き続け、七宗町から世界へ付加価値の高い微細加工品を提供していくことで、社員の皆様、そのご家族と、この地域で100年、200年、300年続く企業を目指してまいります。

髪の毛よりも細く、顕微鏡でしか見えないほど微細な加工部品を生産しているため、重労働ではなく軽作業が中心で、清潔で整理整頓の行き届いた環境での仕事です。超微細加工という他社にはない、当社独自の技術を身に着けていただくため、細かい作業への忍耐力や集中力がある方に適しています。また、当社は70名ほどの企業ですので、その一端を担っていただく社員の方には、与えられた役割、与えられた業務だけではなく、様々な仕事に携わっていただくことになります。そのため、社員ひとりひとりが自ら主体的に考え、工夫して行動することが求められ、個人ではなくチームで進めるものが多いため、チームワークの力も必要になります。

終わりのないものづくりは決して楽な職業ではありませんが、それだけに付加価値が高く、生涯岐阜県で働きたいという方はぜひご応募ください。

愛工舎で製造している「コンタクトプローブ」は、φ1mm以下の微細なピン×2点、パイプ×1点、スプリング×1点で造られる探針のことで、半導体の検査工程（良品・不良品を分ける検査）で使われています。

半導体製造プロセスにおいて通電検査は必要不可欠なものであり、検査工程の製品ですので非常に精度が求められます。同時に消耗部品という特性からお客様から継続的にご発注いただいています。当社の「コンタクトプローブ」は世界のさまざまな半導体の製造プロセスにある“通電検査”で活躍しています。その他にも、医療分野・産業分野にも参入しており、これからも当社の微細加工部品は活躍の場を広げてまいります。

株式会社愛工舎は、1934年（昭和9年）に創業した岐阜県加茂郡七宗町に生産工場を構える製造業の会社です。創業以来、自然豊かなこの地域と工場周辺の地元に住んでいる社員の皆様と一丸になって、ものづくりの技術を実直に磨いてまいりました。その中で、世界で活躍される大手企業様から当社の技術力に注目いただき、お取引の機会にも恵まれ、さらに技術力を向上させてきました。そして、社員の皆様のあくなき向学心が実を結び、世界で当社にしかできない微細加工（髪の毛よりも細いピンの加工）を実現し、今では日経テクノロジーや業界雑誌から取材を受ける、ものづくり企業へと成長することができました。

技術があるがこそ安定した企業経営を実現できます。私は社長として、100年、200年と永続する企業を目指しています。

企業永続こそが、当社で働く社員様、そのご家族を幸せにすることであると考えています。技術力を武器に、当社に関わる皆様の幸せを長きにわたり実現できる企業を目指してまいります。